今回は雑記です。
突然ですが、みなさん、髪の毛はどこで切っていますか?
美容院?理容室?
それとも自分でセルフカット?
美容院とか理容室に行かれてる方が多いのではないかなぁと思います。
ただただ「髪の毛を切る」という目的だけであれば、自分で切っても目的は達成されるわけですが、
お金を払って美容院や理容室でサービスを受ける理由は、単に髪を切りたいだけじゃなく、
オシャレに切ってほしい、かっこよく整えてもらたい、などの目的があるからだと思います。
(余談ながら、私は何度か、育児期間中てんてこまいすぎて自分で切ったことがあります。
とりあえず髪が短くなればサッパリする、と思ってセルフカットしましたが、切り口の関係かすごくゴワゴワしてしまって全然サッパリしませんでした。髪型の出来はいわずもがなです…)
私は常々、司法書士という仕事は美容師さんにちょっと似ているなぁと思っています。
司法書士が扱う業務で言うと、例えば、ただただ「相続の登記をする」「会社を設立する」「遺言を作る」ということであれば、今は参考になるサイトや情報が溢れていますから、情報サイトで見た書類を揃えたり、ネットで拾った申請書をアレンジしたり、情報をフォームに入れていったり・・・
それで何となく申請はできてしまい、「相続の登記をする」「会社を設立する」「遺言を作る」という文字通りの目的であれば達成可能かと思います。
でも・・・きっと真の目的は、文字通りのものじゃないですよね。
美容師さんや理容師さんが「髪を切る」ということ以上の「オシャレ」や「似合う」や「さっぱり爽快な気分」を提供してくれるように。
司法書士もただ「相続の登記をする」「会社を設立する」「遺言を作る」以上の
「今後の移転や処分を考えた相続登記」
「将来のビジネス展開の夢を叶える会社設計」
「残った家族にずっと仲良くいてほしい」という、
ご依頼者様の真のニーズを満たすサービスを提供しています。
(そこに、さらにプラスαの価値を提供できる司法書士になりたいと私は思っています。
私が髪を切ってもらっている美容師さんが、「髪を切る」「似合うスタイルの提案」に加えて
「近所の美味しいお店の情報」をプラスαで与えてくれるみたいに。)
登記が実現してしまえば、それを修正することは難しく、余計に手間もお金もかかったりします。
(自分で切って変になった髪型を直してもらうのがかえって難しいのと同じ。)
実際、「もうちょっと早く相談してくれてたら…そんな事態になるのは防げたのに」と思うこともあります。
早めに相談していただくことをオススメしますが、
どんな時でもどんな状況でもその時点で取りうる最適な方法を提案させていただいています。
目の前のご依頼者様とのコミュニケーションを通じてニーズを把握し、
専門知識とスキル使って個々にカスタマイズしたサービスを提供する。
そんなところも司法書士と美容師さんの共通点だと思っています。
行きつけの美容師さんがいるように、
「行きつけの司法書士」になれるよう尽力いたします。
どうぞお気軽にご相談ください。
司法書士 井上安恵